記事詳細

【平沢勝栄 俺がやらねば】最近のヤジは政策への意見表明とは程遠い…街頭演説の妨害は許されない (1/2ページ)

 日米貿易協定など課題が山積の中で、臨時国会が始まった。日本は諸外国のような通年国会ではないので、今国会が第200回の国会となる。

 私は、かつて田中角栄元首相が主張したように「日本もいずれは通年国会にしたらどうか」と思っている。いずれにしろ、自民党は謙虚に、そして丁寧に国会審議に臨んでいくべきだろう。

 ところで、最近の選挙では街頭演説の際に、ヤジで演説を妨害する者が相次いでいる。場合によっては、警察官がトラブル防止に乗り出す始末である。

 一部の左派のマスコミはそのヤジを飛ばす者を擁護し、警察を強く批判する。例えば「ヤジも意思表示の1つの方法であり、これが力ずくで排除されるようになれば、市民は街頭で自由に声を上げることができなくなる」「開かれた場所での選挙活動で、政策への賛否を言い表すことは許されないのか」といった具合だ。

 確かに、ヤジは憲法上の「表現の自由」として最大限に尊重されなければならない。

 しかし、最近のヤジはかつてとは違い、政策に対する意見表明とはおよそ程遠いものだ。

 ただ、演説妨害を目的に「やめろ」「帰れ」などと大声で叫び続けるだけである。その場に居合わせたら、その異様さに誰もが顔をしかめることだろう。弁士の方も、ヤジを連呼されたら集中力がさえぎられ、演説の続行が難しくなることは必至である。

関連ニュース