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熱気ムンムン「サウナブーム」 心身が「ととのう」とSNS活況 仕事場として活用、フェスやイベントも (1/2ページ)

 サウナがブームになっている。一人でじっと汗をかく場所というイメージが変わりつつあり、集中力を高める仕事場として活用されたり、フェスといった大規模イベントが開かれたりと楽しみ方は多様化する。愛好家は「サウナー」と呼ばれ、会員制交流サイト(SNS)で「ととのう」「熱波師」といった専門用語が飛び交う。熱気は増すばかりだ。

 「各部署でどんな面白いアイデアが出せるかな…」。9月下旬の夜、横浜市の温浴施設「スカイスパYOKOHAMA」の館内に設けられた個室の会議スペース。コクヨ社員の川田直樹さん(34)はサウナに入りすっきりした後、館内着で同僚2人と打ち合わせをしていた。

 オフィスの空間づくりを仕事にしていた川田さんは、社内に「サウナ部」を設立するほどのサウナーだ。スカイスパの常連客で、普段から仕事のアイデア考案や同僚との親睦などにも使っていた。約2年前に施設側に仕事もできる空間をつくることを提案。昨年11月、フロアの一部を改修してオープンにこぎつけた。

 一人でパソコン作業ができるブースや会議用のスペースがあり、いずれも追加利用料はかからず、サウナやレストランと自由に行き来ができる。これまで利用者は中高年の男性が中心だった。最近は20~30代の男女が増え、仕事で使う客も出てきている。川田さんは「集中もリラックスもできるサウナは、働く空間としても浸透していくはずだ」と期待する。

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