記事詳細

前回の東京五輪から55年…めざましく“高速化”が進んだ日本 リニア開業も着々、ネット通販も浸透 (1/2ページ)

 激変したニッポンの姿-。1964(昭和39)年の東京五輪の開幕から先の10日で55年を迎えた。東京と新大阪までの新幹線は2時間半にまで短縮され、高速道路も飛躍的に発展。進化した情報技術(IT)とスマートフォンの普及により、指1本で購入した物が、すぐに自宅へ届くようになった。半世紀余りで日本はめざましい勢いで“高速化”が進んだ。

 前回の東京五輪で象徴的だったのは、高速鉄道の先駆けとなった東海道新幹線の開業。64年当時、最高時速210キロで東京と新大阪を4時間で結んだ。2020年春には全列車の最高時速が285キロに統一され、のぞみ全てで所要時間は2時間半以内となる。

 リニア中央新幹線も整備中で、27年に東京・品川-名古屋で先行開業、早ければ37年に大阪までの全線開業を予定する。品川から名古屋まで40分、大阪までは67分で結ばれ、移動時間が大幅に短くなる見通しだ。

 車社会の到来で高速道路網も張り巡らされ、人や物の移動も劇的に早くなった。1963年に名神高速道路の一部が開通し、首都高速道路は五輪の開幕直前に羽田空港からオリンピック会場や選手村があった代々木周辺までつながった。現在、首都高などの都市高速道路を含めると、総延長は1万キロを超える。

 インターネットの普及で情報通信環境は様変わりした。64年当時は主に黒電話の固定電話がわずか631万契約。今では1人1台の携帯電話を持つことが当たり前になり、1億7000万契約を超える。スマートフォン所有者は18年時点で、モバイル端末保有者のうち6割以上だ。

関連ニュース