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「大阪で沖縄そば」定着するか… 自転車から第2の人生 店主・大濱さん「うどんのように全国区に」 (1/2ページ)

 沖縄のソウルフードとされる沖縄そば。同県外では珍しい専門店「沖濱そば」(大阪市)が好評だ。自転車のBMXに没頭して各地を転々とした那覇市出身の店主、大濱寿浩さん(42)が“第2のチャレンジ”で7年前に開いた。「ラーメンやうどんのように全国に広めたい」と意気込む。

 大阪市福島区の裏通りにあるこぢんまりした店。ご飯ものを除けばメニューは沖縄そばだけだ。

 「うどんよりこくがあり、ラーメンほど脂っこくない。くせになる」と常連の男性。沖縄出身の30代の男性客は「(本場に)負けない味なので3カ月に1度は来ます」。

 大濱さんは小学生の頃からBMXに夢中だった。沖縄を離れ横浜市の大学に進学したものの退学。名古屋などで働きながら自転車を続け、20年前に大阪に住み着いた。国内大会で優勝経験もあり「レジェンドのような存在」(BMX仲間)だ。

 大濱さんの専門は、街中などの構造物を利用して自転車を操る「ストリート」。「人がやらない場所を見つけ、攻めるところに、個性が発揮できる」と魅力を語る。

 沖縄そば専門店を思い付いたのも「誰もやっていないから」だ。「沖縄では当たり前のように通っていたが、県外ではなかなか食べられなかった」

 飲食店で働いた経験はなかったが、沖縄の店を食べ歩き、さまざまな材料を買って試作した。大阪で手に入れただしを加えるなど研究を重ねた。

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