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国民・森裕子議員「質問通告」騒動拡大 通告「遅れ」へ反論会見

 国民民主党の森裕子参院議員の「質問通告」騒動が拡大している。台風19号接近中、参院予算委員会の質問通告が遅れて関係省庁の職員が深夜残業を強いられたとネット上で批判を浴びていたが、森氏は16日に記者会見を開き、「通告期限内に提出した」と反論したのだ。同党は通告内容が外部に流出したとして、衆参両院で合同調査チームを設けるというが…。

 「質問権への侵害で、重大な民主主義への挑戦だ」

 森氏は16日の記者会見でこう語った。

 問題の質問通告期限は3連休前の11日午後5時だった。大型で非常に強い台風19号が近づいていたためか、ネットやSNSでは11日深夜、官僚を自称した匿名の投稿者が森氏を名指しして「質問通告を出さずに、全霞が関を待機させるのはお許しいただけないか」と相次いで非難した。

 森氏は質問通告を期限時間内に提出したが、その後も追加で質問資料を政府側に渡していたことは認めている。

 国民の玉木雄一郎代表は別の会見で「質問概要は期限までに届いていたが、帰れなかった人が役所にいたのも事実だ」といい、官僚の“長時間サービス残業”について見直す姿勢を見せた。

 ところが、森氏の会見に同席した国民民主党の原口一博国対委員長は、予算委員会前日の14日、質問通告を聞いたとする大学教授がネット番組で質問内容に言及したとして、省庁の「漏洩(ろうえい)」と位置付け、経緯を調べると強調した。

 ネット上では「論点のすり替えだ」「漏洩は問題」などと、双方の意見が衝突している。

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