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「即位礼正殿の儀」儀式直前に超常現象!? 直前に雨は上がり…虹も祝福 「饗宴の儀」ではイスラム教徒の戒律に従った「ハラル」メニューも (1/2ページ)

 天皇陛下が即位を宣明された22日の「即位礼正殿の儀」。平安時代以来の伝統を重んじて厳かに儀式が執り行われた一方、インターネットで配信されるなど国民に寄り添い、時代に即した変化もあった。当日の天候から各国賓客の華やかな装い、豪華な料理まで、さまざまな話題が国内外に発信された。

 22日の都心部は朝から厚い雲がかかり、土砂降りに見舞われていたが、即位礼正殿の儀が始まる直前に雨は上がり、大きな虹も架かった。

 「超常現象」のような一幕に、SNS上では、「三種の神器」の一つで、雨雲を呼び起こすという言い伝えがある「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」や、太陽神と伝えられる「天照大神(あまてらすおおみかみ)」など、即位の礼にちなんだ言葉がトレンドワード入りした。

 天候をめぐっては、訪日した韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が飛行機のタラップを下りる際、強い風で持っていた傘が折れてしまうハプニングもあった。

 儀式の様子はユーチューブなどネットメディアでも生中継された。「即位の儀見逃し配信」という伝統と現代のITを織り交ぜたネット番組のテロップも話題になった。

 「饗宴(きょうえん)の儀」では、各国賓客約300人が出席した。和食を中心にカスゴダイの姿焼きやアワビの塩蒸し、伊勢エビやマツタケ入りの吸い物などが振る舞われた。イスラム教徒の戒律に従った「ハラル」メニューやベジタリアンメニューも出された。