記事詳細

【永田町・霞が関インサイド】安倍首相「憲法9条改正」明言で意欲見せる 推進本部の新体制は“改憲シフト”か (1/2ページ)

 安倍晋三首相は依然として、在任中に9条を含む「憲法改正実現」に向けた強い意欲を持っていると思われる-。

 安倍首相は11日の衆院予算委員会で、国民民主党の前原誠司元外相の「憲法改正の中で、何がやりたいのか」という質問に対し、「私の考えの基本は9条改正である」と答弁した。

 筆者の手元に2004年9月16日に撮られた一葉の写真がある。第2次小泉純一郎内閣の幹事長だった安倍首相と、旧民主党(第一次)のネクスト防衛庁長官、前原氏の対談の司会を務めた際の記念写真である。

 安倍、前原両氏はともに当選4回の外交・安保通であり、与野党を超えた肝胆相照らす仲であった。

 思い出はおくとして、筆者が驚いたのは、前原氏のストレートな質問に対し、安倍首相が打てば響くかのように憲法9条改正を目指すと答えたことである。

 くしくも、冒頭の予算委員会が開かれた11日、自民党憲法改正推進本部(本部長・細田博之元官房長官)の新体制初会合が開かれた。

 ひな壇中央に、本部長再登板の細田氏、左隣に最高顧問に留任した高村正彦元副総裁、右隣に本部長特別補佐に就いた中谷元(げん)元防衛相(前衆院憲法審査会与党筆頭幹事)が座った。

 刷新された同推進本部幹部で注目すべき人物は、高村氏同様、非国会議員である吉田博美特別顧問(前参院自民党幹事長)と、根本匠事務総長(前厚労相)、山下貴司事務局長(前法相)、柴山昌彦副本部長(前文科相)である。

関連ニュース