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【国会議員が語る オリ・パラ夢舞台】朝日健太郎参院議員、東京大会では「水際対策」に全力 海外への武者修行の経験から「誰もが輝ける社会を実現したい」 (1/2ページ)

 朝日健太郎参院議員(44、自民党)は199センチの長身だ。この高さを武器に、男子バレーのミドルブロッカーとして2000年シドニー五輪の世界最終予選に日本代表として臨んだが、夢舞台には手が届かなかった。

 日本の男子バレーは1972年ミュンヘン五輪で金メダルを獲得したが、92年のバルセロナ五輪に出場(6位)後は五輪から遠ざかり、世界との差を広げられていた。

 そこで、思い切ってビーチバレーに転向した。

 「室内バレーは、コーチがチームの方向性などを決める。ビーチは、自分ですべて発案し、やりたいことを徹底してやる。そこが違った」

 進んで海外への「武者修行」に出た。世界の強豪チームと同じ環境に身を置いた。ブラジルに半年間、次にオーストラリア、米国で3カ月ずつ転戦し、その地での暮らしになじむようにした。

 そこで出会った対戦相手とは、やがて北京五輪で再会した。

 「『お互いにやっとここまで来られた』と、不思議な友情関係のなかで戦った。五輪に独特の高揚感に包まれ、プレー中も自然とパフォーマンスのレベルが上がった」

 日本ビーチバレー男子で史上初の勝利を挙げ、予選を2位で通過した。

 「試合中は『相手も自分も同じく、多様な人が集まる地球人だ』と感じた。そして、『やはり自分の原点は日本だ』とも再認識できた」

 こうした経験から、後に続く若い選手には「積極的に海外に出て、戦うべきだ」と声をかける。

 3年前、「誰もが輝ける社会を実現したい」「各種競技のアスリートとのネットワークを生かし、大きな視点から2020年東京五輪・パラリンピックを盛り上げ、日本社会の発展に尽くしたい」と政界入りした。

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