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秘書が香典…菅原一秀経産相が辞任 後任は梶山元地方創生相

 菅原一秀経産相(57)=衆院東京9区=は25日午前、地元有力者の通夜で公設秘書が香典を渡したと週刊誌で疑惑が報じられたことを受け、安倍晋三首相に辞表を提出した。菅原氏が首相官邸で記者団に明らかにした。後任は梶山弘志元地方創生相(64)=衆院茨城4区=が担当する。「政治とカネ」をめぐる閣僚の辞任で、安倍政権への打撃となりそうだ。

 24日発売の週刊文春によると、菅原氏の公設秘書が今月17日、地元の東京都練馬区で、後援会の有力者の通夜に出席し、2万円入りの香典袋を受付に手渡した。

 公職選挙法では、議員本人が弔問で持参する香典などを除き、選挙区内の寄付行為を禁じている。秘書が議員の名前で渡すのは同法に抵触する可能性がある。

 菅原氏はこれまでも、週刊文春で十数年前に地元有権者にメロンやカニなどを配っていた疑惑が報じられており、政府・与党内からも説明責任を求める声が強まっていた。

 菅原氏は、日米貿易協定の承認案が審議入りした24日の衆院本会議を欠席し、25日の衆院経済産業委員会に出席し、釈明する予定だった。

 菅原氏は2003年衆院選で初当選し、6期目。党内では無派閥で、菅義偉官房長官に近い議員グループ「令和の会」の代表幹事を務める。9月11日に第4次安倍再改造内閣で初入閣を果たしたばかりだった。