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【長谷川幸洋「ニュースの核心」】「表現の不自由展」に見る左派マスコミのご都合主義とダブスタぶり 「校正した原稿を事前に見せよ」これが事前検閲でなくて何なのか (1/2ページ)

 天皇陛下が世界に即位を宣言された「即位礼正殿の儀」が22日、皇居で執り行われた。各国から国家元首を含む約2000人の賓客が訪日し、式典に参列した。日本国として、誠にめでたい一日だった。

 21発の礼砲が鳴り響いたときには、それまで降りしきっていた雨がやみ、空に虹がかかった。天も陛下の即位を祝ってくれたかのようだ。

 ちなみに、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が羽田空港に到着し、タラップを降りるときは、強風で手にした傘の骨が折れるほどだった。実に不思議とはいえ、さもありなん、とも思う。

 さて、この慶事に水を差した人物がいる。愛知県の大村秀章知事である。

 大村氏は、昭和天皇を冒涜(ぼうとく)した映像作品を陳列した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」を主催した責任者でありながら、平然と皇室行事に参列した。私には、その神経が分からない。

 芸術祭の企画展「表現の不自由展・その後」は、実におぞましいものだった。昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏み潰した映像作品のほか、韓国が世界にばらまいている元慰安婦を象徴する「平和の少女像」も展示された。芸術に名を借りた、安っぽい「反日政治運動」にほかならない。

 私は、どんな作品であれ、民間団体や個人が私費を投じて展示するのであれば、まったく問題ないと思っている。だが、税金を使うとなれば、話は別だ。国民の理解と納得感が不可欠である。それはダムや道路建設のような公共事業と基本的に同じだ。

 大村氏は国民の理解が得られると思っていたのだろうか。夕刊フジがツイッターで行った緊急アンケートでも、企画展への税金投入に反対する意見は94%に上った。調査を待つまでもなく、常識で判断できたはずだ。

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