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21億円不明…学校法人を家宅捜索 大阪地検

 大阪観光大(大阪府熊取町)や明浄学院高(大阪市)を運営する学校法人明浄学院(熊取町)で21億円が所在不明になっている問題で大阪地検特捜部は29日、業務上横領容疑で法人などを家宅捜索した。法人関係者が元理事長の女性らの告発状を提出していた。特捜部は学校運営をめぐる不可解な資金の流れを解明し立件の可否を検討する。

 法人関係者によると、法人は明浄学院高の土地の一部を売却し、その資金で老朽化した校舎の建て替えを計画。女性が理事長を務めていた2017年7月、大阪市中央区の不動産会社と売却契約を結び、手付金として21億円を受け取った。

 女性は別の不動産会社「サン企画」(大阪府吹田市)に21億円を預けたが、同社から法人に残高証明が提出されず、預け金が残っているかどうか確認できていない。

 女性については理事会に諮らず同大の運営資金1億円を投資に流用した疑いもあり、一連の取引が問題視され、今年6月に理事長を辞職した。