記事詳細

「韓国・文議長の謝罪がなければ」日韓会談は拒絶! 山東参院議長が決然姿勢 識者「日本は経済報復を撤回せよと逆に言ってくる可能性も」 (2/2ページ)

 山東氏はさらに、文議長が正式な謝罪と発言撤回がなければ「個別会談するつもりはない」という書簡も送っていたことになる。

 昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏みつける映像作品の公開を認めた某県知事など、足元に及ばないほどの愛国者といえる。

 山東氏は1942年、東京都生まれ。女優やタレントを経て、74年に田中角栄首相(当時)に「これからの日本は『正論』を主張できる女性政治家が必要だ」と口説かれ、参院選に自民党公認で出馬し、125万票を獲得して初当選した。今年7月の参院選で当選8回を数え、参院議長に就任した。

 座右の銘は「永遠の同盟国も永遠の敵国も存在しない。あるのは永遠の国益だけである」で、かねて「政治には『信頼』と『感性』が大切だ」と発言していた。

 2013年に、沖縄・尖閣諸島を東京都として購入しようとした石原慎太郎都知事(当時)と地権者との仲介にも関わるなど、大胆かつ、骨太な政治家の一面ものぞかせた女傑といえる。

 日韓関係は、文議長の暴言のほか、いわゆる「元徴用工」の異常判決、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への危険なレーダー照射事件、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の一方的な破棄決定など、韓国側が「反日」暴挙を連発し、完全に冷め切っている。

 果たして、文議長は正式謝罪をするのか。韓国事情に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「文議長は、鳩山由紀夫元首相に一応の『謝罪』(=『心を痛めた方たちに申し訳ない』)をした程度だ。ありきたりの言葉で謝罪はするだろうが、口だけで終わりそうだ。文議長は以前、韓国メディアに『上皇さまから訪韓の仲介を頼まれた』という趣旨のウソの話もしており、撤回するほかないだろう。一方で、日本の対韓輸出管理強化を『日本は経済報復を撤回せよ』と逆に言ってくる可能性もある。たとえ議長同士で個別会談ができても、山東氏のいう『信頼』関係を築くのは無理ではないか。山東氏が『誘い水』を向けることはなかった」と語っている。

関連ニュース