記事詳細

伊集院静、新連載小説「いとまの雪-新説忠臣蔵」 11月5日スタート

 11月5日(火)より伊集院静・作、遠藤拓人・画の「いとまの雪-新説忠臣蔵」を新連載する。

 吉良邸への討ち入りに加わった四十七士と、彼らを経済面から支えた多くの人々や元藩士たちを描く歴史群像劇である。

 【作者の言葉】

 元禄赤穂事件を書きます。史実と戯作での物語が交錯して出来上がった忠臣蔵に、私の歴史観と死生観で挑みます。“生きるはつかのま、死ぬはしばしのいとま”がテーマです。

 ■伊集院静(いじゅういん・しずか) 1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業後、CMディレクターなどを経て、81年「皐月」で作家デビュー。91年「乳房」で吉川英治文学新人賞、92年「受け月」で第107回直木賞、94年「機関車先生」で柴田錬三郎賞、2002年「ごろごろ」で吉川英治文学賞、14年「ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石」で第18回司馬遼太郎賞を受賞。エッセー集「大人の流儀」シリーズは累計195万部を突破。16年紫綬褒章受章。

 ■真摯に、そして面白く描いていけたら--

 【画家の言葉】 時代小説に関わる者として、忠臣蔵を描けることがとてもうれしいです。真摯(しんし)に、そして面白く描いていけたらと思っております。

 ■遠藤拓人(えんどう・たくと) 1979年東京都生まれ。セツ・モードセミナ修了、東京工芸大学大学院修了後、フリーランスに。第4回ギャラリーハウスMAYA「装画コンペ」MAYA賞ほか受賞歴多数。文芸誌や新聞連載小説の挿絵、書籍の装画、装丁、カバーフォトなどを中心に活躍している。東京工芸大学芸術学部准教授。

 【あらすじ】 藩主・浅野内匠頭が初めてお国入りをした日、赤穂藩国家老・大石内蔵助は不吉な予感を覚える。そして、その十八年後、江戸城松の廊下で刃傷事件は起こる。藩主は即日切腹、藩は改易となり、浅野家家臣たちはお家再興と仇討ちの間で揺れ動く。吉良邸への討ち入りに加わった四十七士と、彼らを経済面から支えた多くの人々や元藩士たち--ご存じ「忠臣蔵」に新しい解釈を加えて鮮烈に描く歴史群像劇。