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うぐいす嬢「日当補填」は永田町の常識!? 与野党で常態化 長い拘束時間、特殊な話術…なり手集めに苦労

 河井克行法相が辞任した。夏の参院選で初当選した妻の案里氏の陣営が、うぐいす嬢(運動員)に法定上限(1日1万5000円)を超える日当を支払っていた公職選挙法違反疑惑を週刊誌に報じられたのだ。ただ、永田町事情通は「氷山の一角で、与野党とも常態化している」という。野党は、安倍晋三首相が衆参両院の予算委員会に出席し、説明責任を果たすまで国会審議を拒否する構えだが、世論の理解を得られるのか?

 週刊文春によると、案里氏の選挙事務所はうぐいす嬢に日当3万円を支払い、領収書は日付を選挙前と選挙期間中の2枚に分割し、金額をそれぞれ1日当たり1万5000円にしたとされる。

 事情通は「早朝から駅頭でのあいさつの準備など、うぐいす嬢の拘束時間は1日12時間どころではない。特殊な話術も必要で、1日1万5000円では割に合わず、なり手も集まらない」と指摘し、続けた。

 「そのため、候補者側が法定上限を超す日当を、ポケットマネーなどで補填するケースは多い。これは与野党とも関係ないはずだ。国会議員には毎月100万円の『文書通信交通滞在費』がある。使途は帳簿に載せなくてもいい。対応は政治家個人に任されている。今回は証拠の領収書が文春側に流れた。河井氏は秘書との関係が悪く、事務所内の掌握に失敗したのだろう」

 野党は、菅原一秀前経産相に続く「辞任ドミノ」で勢いづいている。10月31日には、衆院本会議や衆参両院で予定されていた委員会の開催をすべて拒否し、この先、国会審議が正常化するかは見通せなくなった。

 政局的な「連休戦術」ではなく、公選法を現実の労働環境に合うよう改正すべきではないのか。

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