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なんのための日韓議連か 慰安婦やレーダー照射には触れず、韓国側も改善策なし (2/2ページ)

 原則を貫く日本政府と異なり、日韓議連は韓国側のペースにのせられ、自分たちの立場を主張できなかったようにも映る。

 共同声明には、韓国側の呼びかけで来年夏の東京五輪・パラリンピックの成功に向けた「交流・協力実行委員会」を両議連に設置することが盛り込まれた。だが、韓国国会は9月に旭日旗の持ち込みを禁止するよう国際オリンピック委員会(IOC)に求める決議を採択したばかりだ。

 10月には米ワシントン近郊の南部バージニア州で韓国系米国人の市民団体が慰安婦像を新たに設置するなど、「反日世論」を止める気配はない。

 総会では、慰安婦問題や韓国海軍艦による自衛隊機へのレーダー照射問題などについて「話題にならなかった」(議連幹部)という。議員外交が果たす役割は大きいが、相手の意向に配慮するばかりでは国内外に誤ったメッセージを送りかねない。(広池慶一)

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