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「札幌五輪マラソン」これだけの課題! 費用、コース、直射日光、ホテル不足…実況泣かせの平坦な道!? (1/2ページ)

 国際オリンピック委員会(IOC)vs小池百合子都知事の構図で、ドタバタ劇の末に札幌市への変更が決まった東京五輪のマラソンと競歩。「アスリートファースト」や「小池ファースト」がもたらしたものは、現場の大混乱だ。追加経費の負担問題のほか、夏の北海道は観光のハイシーズンだけにコース設定やホテルの確保など課題は山積している。

 札幌への変更に伴う追加経費の負担が今後、大きな問題になってくる。「棚からぼた餅」の札幌市の秋元克広市長は「常設以外は負担しない」と強気。さらに、今回の4者合意で都への負担はないことが約束された。

 IOCのジョン・コーツ調整委員長は会見で、「組織委や地元自治体と協議を行わなければならない」と説明。今後の調整次第では札幌市や北海道が費用負担する可能性も出てきた。

 マラソンのコース設定も合意ができていない。札幌陸上競技協会の志田幸雄会長(75)は産経新聞の取材に「コースも確定しておらず、プレ(事前の)大会もできない中での本番になる」と不安を口にする。陸上関係者の間では、ビルの日陰が多い東京の方が、直射日光を浴びる北海道よりも体感温度は低いという声もある。

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