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コンビニからおでんが消える!? 廃棄費用は店舗負担、人手不足でオーナー悲鳴「食品ロス削減の流れにも逆行する」 (1/2ページ)

 コンビニの「セブン-イレブン」の店舗を中心にレジ横でのおでん販売を中止、縮小する動きが広がっている。つゆに長時間浸すおでんは販売できる時間が短く、清掃や補充にも手間がかかる。廃棄費用の大半が店舗負担で利益が出にくく、従業員の人手不足も相まって売る側からは敬遠されているのが実情だ。

 東京都内のあるセブンの店舗では、今年からおでん販売の中止を決め、1枚の張り紙を掲示した。おでんがごみ箱に捨てられるイラストとともに「売れ残りのおでん廃棄に心を痛ませておりました」と綴られていた。

 夏から販売を開始し、大々的なキャンペーンを実施する本部の取り組みに対し、店舗のオーナーは「廃棄が多く利益が出ないのに大量のおでん種発注を求められる。食品ロス削減の流れにも逆行する」と語気を強める。

 セブンのおでん販売・管理マニュアルなどによると、おでんのつゆは煮込んでから9時間が販売目安時間とされ、おでん種はつみれが3時間、さつま揚げやこんにゃく、ロールキャベツが5時間、大根や卵が8時間などと細かく規定。温度や衛生管理のほか、鍋に入れるたびに個数と補充、廃棄時刻を記入するなど約20ページに及び細かく記載されている。

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