記事詳細

【山口那津男 本音でズバッと】首里城は「国の責任で再建すべきだ」 相次ぐ閣僚辞任「与党として緊張感を持って政権運営を」 (1/2ページ)

 沖縄の首里城が10月31日に焼失した。

 朝のテレビニュースを見ていて、突然、ヘリからの煙ただよう城郭の映像にわが眼を疑った。続いて、未明の那覇の空を焼け焦がす紅蓮の炎が立ち昇り、正殿の柱や梁(はり)の骨格が炎に包まれ、やがて崩れ落ちてゆく恐ろしい光景に、何とも言えない悲しさが込み上げてきた。

 首里城は、沖縄の歴史と文化を象徴する建造物であり、沖縄県民の心のよりどころでもあった。落胆は大きい。私も何度か訪れたことがある。城壁を登り詰めて現れる壮麗な建物群。優美な装飾を施した正殿正面。その時の感動が蘇ってくる。

 おそらく、全国の国民も喪失感を味わっていることだろう。極めて残念だ。

 首里城跡は、「琉球王国のグスク(城)と関連遺産群」として世界遺産に登録されている。城壁や正殿などの建造物は戦後再建されたもので、建屋は国の所有である。

 わが党はその日、役員会で国の責任で再建をすべきことを決め、赤羽一嘉国交相に申し入れるとともに、2日には斉藤鉄夫幹事長が地元議員と現場を調査した。

 今後、原因究明と再発防止を徹底し、「首里城再建」を早急に行ってもらいたい。

 「辺野古移設」をめぐって、沖縄県と中央政府には隔たりがあるが、この課題では足並みをそろえることができる。

 沖縄県は、速やかに「ふるさと納税」を利用してネットで寄付を募ったところ、たちまち億単位の浄財が全国から寄せられた。尊いことである。

関連ニュース