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【喫煙を考える】たばこ大手3社合同シンポジウム クーニー氏「健康への悪影響をなくすのが加熱式たばこ」 (1/2ページ)

 フィリップ モリス ジャパン(PMJ)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)、日本たばこ産業(JT)は10月12日、「第6回アジア神経精神薬理学会/第49回日本神経精神薬理学会/第29回日本臨床精神神経薬理学会」(福岡国際会議場)内で、国内たばこ会社大手3社として初めて合同シンポジウムを実施した。テーマは「Motivation,Tobacco,Nicotine」。紙巻きたばこにかわる製品である加熱式たばこや電子たばこについて、各社の研究者が独自の考察や最新の科学的検証などを発表した。

 フィリップ モリス インターナショナルの最高科学責任者であるマニュエル・パイチュ氏は、日本で売り上げが伸びている加熱式たばこについて、「喫煙関連の疾患は発症に時間がかかるし、もし加熱式たばこが関与しているとしても、その罹患率や死亡率は長期にわたる試験や調査を行わなければわからない」とした上で、「加熱式たばこに全くリスクがないとは言わないが、紙巻たばこに比べて明らかに有害物質の排出量が少なく、現状で、健康へのリスクも低いという一貫した結果が出ている」と発表。また、加熱式たばこによって濫用傾向が高まることはないという見解を示し、「あくまでも紙巻たばこの代替製品であり、非喫煙者を対象とするものではない。禁煙できない人に切り替えてもらうことで、ハームリダクション(リスクの低減)につながればと考えている」と述べた。

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