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金正恩氏の「デリケート情報」が洩れて10人が処刑の危機 (1/2ページ)

 中朝国境に面した北朝鮮の両江道(リャンガンド)一帯では現在、国家保衛省(秘密警察)などが国内情報を外部に流出させる行為に対する大々的な摘発を行っているという。きっかけとなったのは先月中旬、金正恩党委員長が道内の三池淵(サムジヨン)郡を視察したことだ。

 このとき、金正恩氏が直接参加する「1号行事」の情報が事前に外部に漏れたとして、現地で大騒ぎになっているのだ。

■普通のトイレを使えない

 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が先月末、両江道(リャンガンド)の幹部消息筋の話として伝えたところでは、「1号行事に関する情報の漏えい元を解明するため、国家保衛省が大々的な検閲に乗り出している。その結果、行事の秘密情報が違法携帯電話によって外部に送信された形跡が浮かんだ」という。

 違法携帯電話とは、主として中国キャリアの携帯電話機だ。国境をまたいで中国との通話が可能であるだけでなく、韓国などに国際電話をかけることもできる。そのため北朝鮮当局は従来から厳しく取り締まっており、摘発されればスパイ扱いされて厳罰を受けることもある。

 そして、現地のデイリーNK内部情報筋が今月4日時点の情報として伝えたところでは、これまでに10人余りが保衛省によって逮捕されたという。

 「道保衛部は令状も持たずに家々に踏み込み、捜索を行っている。現場で見つかった中国の携帯電話が多数押収され、韓国の映像ファイルが記録されたUSBメモリもいくつも見つかった」

デイリーNKジャパン

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