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桜を見る会「5000円」前夜祭で“攻防” 野党「追及本部」に格上げ…人員3倍増に

 来年度の中止が決まった首相主催の「桜を見る会」について、立憲民主党や国民民主党、共産党などの左派野党は14日、安倍晋三首相の疑惑追及チームを「追及本部」に格上げし、人員を現在の11人から3倍に増やすことを決めた。一方、官邸側は疑惑を否定している。菅義偉官房長官は同日の記者会見で、会の廃止はしない考えを明らかにした。

 「始まりはこれからだ。収束なんて大間違いだ!」

 立憲民主党の安住淳国対委員長は国会内での代議士会でこう語り、安倍政権をさらに追及する考えを示した。

 民主党政権時代も開かれていた「桜を見る会」だが、野党側は、安倍首相が後援会関係者を多数招待したことを「公的行事の私物化」と主張。安倍首相の後援会関係者らが参加した都内ホテルでの「前夜祭」の会費5000円についても、「安すぎる」と批判・調査する構えだ。

 これに対し、菅氏は14日の会見で、ホテルでの前夜祭について、「5000円でできないことはない。想定の範囲だ」と反論した。

 そのうえで、今春は約1万8000人に膨らんだ招待客を「招待基準を明確にし、予算額や招待人数を含め、しっかり検討する」と述べ、2021年には会を再開させたい意向を示した。

 5000円の前夜祭について、国民に分かるように説明すべきだ。