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【山口那津男 本音でズバッと】「大嘗宮の儀」伝統の重みと技術の発達を実感 「桜を見る会」参加枠では与野党は五十歩百歩の感も (1/2ページ)

 天皇陛下のご即位に伴う主要な行事が、滞りなく執り行われた。

 10月22日の「即位礼正殿の儀」において、ご即位を公式に宣言され、内外の代表がお祝いされた後に、予定が変更された「祝賀御列の儀」(パレード)が11月10日に行われた。

 「正殿の儀」では、私も参院の代表の一人としてお招きをいただいた。天皇陛下が即位を宣言されるころ、雨の降りしきる雲間が急に開けて晴れ間が広がって明るくなり、安堵(あんど)感を覚えた。

 先週14日夕刻から15日未明にかけて、皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的な儀式である「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が行われ、16日と18日に分けて「大饗(だいきょう)の儀」も終わった。

 「大嘗宮の儀」は夜の静寂のなか厳かに儀式が進行していく。寒さをこらえながらじっと耳目を澄ますが、薪を燃やしてパチッとはじける音や灯りの揺らぎのみが染み込んでくる。

 儀式が行われている建物には人の行き来する気配は感じられるが、自席からは暗くてよく見えない。後で見たテレビの映像の方が、はるかによく分かる。新聞の画像も含めて、平成のころより格段に機器の進歩がうかがえる。

 伝統の重みと技術の発達のコントラストを実感する経験となった。

 国民の側からお祝いする「国民祭典」が9日に行われた。各界代表をはじめ全国から6万人が皇居前に集まり、翌日のパレードには沿道に12万人もの人々が詰めかけた。好天に恵まれ、多くの国民がお祝いの気持ちに包まれた。

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