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仕事がらみの「忘年会」に20代はやっぱり気乗りせず… 9割が「1回以下がいい」と回答 男女400人調査

 「若者の○○離れ」は、こんなところまで広がっているようだ。シチズン時計が実施した意識調査で、若い世代を中心に会社の忘年会に消極的であることが分かった。専門家は、原因は若者の「ダメッぷり」ではなく、社会構造の変化にあると指摘する。

 20代以上の働く男女400人に忘年会の回数や時間などについて尋ねたところ、ビジネス関連の忘年会が「ちょうどよい」と考える回数は、1回が52・0%、0回が36・3%と、1回以下が9割近くを占めた。所要時間についても2時間が52・3%と半数を超え、1時間半が17・5%と回答した。

 仕事が絡む忘年会に消極的な結果が出たことについて、経済ジャーナリストの荻原博子氏は、「現代は流動性が非常に高く、よい待遇を求めてどんどん転職を繰り返すことこそが賢い手段になっている。若者を中心に競争社会に生きており、もはや隣の席で働く人は仲間ではなくライバルなので、忘年会などやる意味がないと考えているのだろう」と指摘する。

 人手不足だった高度経済成長期に代表される忘年会やクリスマス会、運動会などは、会社に社員をとどめておくための人材確保の手段の一つだったのだと付け加えた。

 飲み会の1人当たりの予算に関する調査では、ビジネスが平均4102円、プライベートが4616円と財布のひもも固くなっているようだ。

 前出の荻原氏は、「今では忘年会に残業代を求める若者がいるほどだ。安い給料で飲みに行くよりも楽しいことはたくさんあるということだろう」と推察した。

 今年の忘年会は、何度予定されていますか?

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