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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「神」》未曾有の天災…避難は自分の判断で (1/2ページ)

 激しい爪痕を残したこの秋の台風。亡くなった方のご冥福をお祈りし、ご遺族や被災した方々には心からお見舞いを申し上げます。10月の台風19号で記者も初めて避難した経験から、人によって避難に対し温度差があることを実感した。今後のためにも避難について改めて確認してみたい。

 川崎市中原区の多摩川近くに住んで18年になる。ハザードマップでは河川が氾濫した場合に5~10メートルの浸水が想定される地域だが、記者も40年来この地に住む夫も、氾濫や避難を経験したことがない。だが、今回の台風19号は「命を守る行動を」などの気象庁の鬼気迫る注意喚起もあり、避難すべきだと感じた。

 19号が接近した10月12日午前、夫に避難を相談すると、「必要ない。停電したら雨水の排水ポンプが止まって浸水の危険があるから、停電したら避難すれば」という。

 いやいや、「避難は早めに」というのは防災の鉄則。すでに避難勧告は出ており7歳と5歳の子供もいる。説得する間も惜しい。結局、昼過ぎに子供と記者の3人で東京都内の妹宅に避難した。

 その日の夕方以降、「Yahoo!」の天気・災害サイトによると、近くの多摩川堤防の水位は氾濫危険水位の8・4メートルを超えてじりじりと上昇。午後7時には避難指示が発令され、いつ氾濫してもおかしくない状態だったと思う。幸い町内の被害は道路の一部冠水で済んだが、翌朝町内の友人は「紙一重だった」「1階はもうダメかと…」と恐怖を語った。