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「桜を見る会」大騒ぎの真の目的は改憲潰しか 野党&メディアに“ブーメラン”炸裂も 小川榮太郎氏が緊急寄稿 (2/2ページ)

 安倍首相による「桜を見る会」の私物化批判も全てブーメランになった。鳩山由紀夫政権の「桜を見る会」では、地元の後援会関係者らと記念撮影に28分も充てられていたという。数百人規模を想像させる。しかも、鳩山氏は「ここに集まっているのは、民主党関係者が苦難に陥ったときも去らずにいてくれた真の友だ」とスピーチし、民主党本部は「桜を見る会を『後援会固め』に使うように」と指示していたことが複数議員の証言や、野田佳彦政権時代の文書で明らかになった。

 ここまで来ると、旧民主党側がブーメランやウソがばれるのを予測していなかったとは思えない。倒閣にもつながらず、こんなバカ騒ぎを演じれば、自党側の支持率が下がることも経験から熟知していよう。

 それにも関わらず、彼らの声高な「安倍たたき」は止まず、左派メディアは、ウソまみれの野党の「追及」を一方的に報じ続けた。真摯(しんし)に調査報道を重ねたのは産経新聞のみだ。

 この異常な連係プレーは一体何なのか。

 折しも、自民党はようやく改憲に本腰を入れ始め、今国会では、そのために必須の法案である国民投票法改正案の採決をめぐり与野党の折衝が続いていた。会期とにらみ合わせれば、改正法案の採決期限は21日と目されていた。野党側は、桜の会疑惑の追及を優先すべきだとして、今国会での成立は見送られた。

 桜の会騒動の真の目的は「改憲潰し」だったのではないか。もしそうならば、あまりにも悪質という他はない。

 この人たちはもはや、「反安倍勢力」などではない。国民投票の機会を、こんなウソまみれの騒動で国民から奪った以上、「国民の敵」と呼ぶ他ないのではないか。

 たかが花見、されど花見--日本国民に突き付けられた問いは、実は限りなく重い。

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