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「女系天皇」容認発言めぐり…自民・甘利氏vs竹田氏「女性と女系を混同?」 甘利氏事務所「積極的容認というわけでは…」

 自民党の甘利明税調会長が、皇位継承をめぐり、歴史上前例がない「女系天皇」を認めるような発言をして、日本の歴史と伝統を重んじる保守層から批判を浴びている。甘利氏は衆院当選12回で、筋金入りの「保守政治家」だったはずだが、一体どうしたのか?

 「男系を中心に順位を付け、きちんと対処できるようにしておくことは良いことだが、『最終的な選択肢』としては『女系』も容認すべきだと思いますけれどね」

 甘利氏は24日朝、フジテレビ系「プライムサンデー」で、こう語った。

 初代の神武天皇から第126代の天皇陛下まで、皇位は一度の例外もなく父方を遡(さかのぼ)れば天皇にたどり着く「男系継承」である。男系の「女性天皇」は8人いるが、母方が天皇の血を引く「女系」はいない。

 甘利事務所は25日、夕刊フジの質問に対し、以下のように回答した。

 「皇位が継承されて来た歴史は日本が世界に誇る崇高至高の歴史であり、決して絶やしてはなりません」「男系男子での継承でなければいけないわけですが、将来的に万が一、男系での皇位継承が存続の危機に瀕した場合に備えて議論しておかなければならないということであり、積極的に、女系天皇を容認しているわけではありません」

 この回答を、どう受け止めるか。

 明治天皇の玄孫(やしゃご)である作家の竹田恒泰氏は「甘利氏は実は、『女性』と『女系』を混同したのではないか。『女系天皇』を認めれば、その瞬間、王朝が変わる。男系継承は1ミリも譲ってはダメだ」と語った。

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