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群馬県・草津町長室“性行為”騒動…議会で生々しいバトル 町長告発した女性町議が除名処分

 温泉町で不穏な騒動だ。群馬県草津町の新井祥子町議(50)が、町長室で黒岩信忠町長(72)から強要され、性交渉したと告発した問題で、同町議会は2日、新井氏に対する除名処分を賛成多数で可決、新井氏は同日付で失職した。町長は新井氏らを刑事告訴しており、議会でも激しい応酬があった。

 発端は、11月に配信された電子書籍の中で、新井氏が2015年1月8日に町長室で黒岩町長から性交渉を強要されたと告白したことだった。

 黒岩町長は産経新聞の取材に、「記事は全て嘘で、私は潔白だ」と反論。「1月8日は出初め式の翌日で仕事が立て込み、人の出入りが多かった。ドアが開いたまま、カーテンも開いたままで外から丸見え。そんな状態でどうしてできるのか」と主張した。

 町長は11月29日には新井氏と電子書籍を執筆したライターの告訴状を県警長野原署に提出した。

 これに対し、新井氏は記者会見で、「性交渉をしたのは事実」と訴え、「いきなり、抱き寄せられ、キスされ、床に押し倒された。すごい力だったので、払いのけられなかった」と説明した。

 2日の議会では、黒岩町長が、町長室を撮影した複数枚のパネルを示し、「どこでその行為をしたのですか」と説明を求めると、新井氏は「机の位置が変わっています」と主張。町長は「変わっていない」と反論した。新井氏が「私は事実を言っています。シラを切っているのではないです」と言うと、黒岩町長は「すごいな」と発言、新井氏が「私も町長はすごいと思います」と言い返す場面もあった。

 町長の不信任決議は反対多数で否決され、新井氏の除名を求める懲罰動議は賛成10、反対1で可決された。

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