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【喫煙を考える】新しい受動喫煙対策 吸う人・吸わない人の共存社会を 窪田順生氏インタビュー (2/2ページ)

 加熱式たばこにも窪田氏は期待を寄せる。「これまでにない画期的なイノベーション。喫煙文化を大きく変えていくと思うし、吸う人と吸わない人が共存できる社会のための一つの重要な鍵になると思う」

 さらに、喫煙者はただ吸える自由を要求するだけではダメだと続ける。「例えば、たばこは必ず決まったところで吸い、そこで吸い殻を捨てるとポイントが貯まって、街の美化に還元したり、吸い殻をエネルギーに変えて緑を増やしたり。みんなで考え動き出せば、必ず何かにつながるはず。喫煙者がマイノリティーとなった今だからこそ、団結し、それを大きな力に変えてもらいたい」と言う。日本の新しい喫煙文化をつくるために、やるべきことはまだまだありそうだ。

 ■窪田順生(くぼた・まさき)テレビ情報番組制作、新聞・雑誌記者、編集者などを経てノンフィクションライター。『14階段--検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。