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【親も知らない今どき入試】「理数教育に力を入れている中高一貫校」ランク 理系学部進学のニーズが増加傾向…女子校でも気運が高まる (2/2ページ)

 塾関係者は「もともと女子は数学や理科に弱いイメージですが、今の保護者は、子供を理系学部に進学させたい気持ちが強く、そのニーズにあわせ、理系に力を入れる女子校が増えているのでしょう」という。理系のほうが手に職をつける学部が多いことも人気の理由だ。

 表中、男子校は芝浦工業大付1校だが、既に高校は共学化しており、2021年には中学も共学化される。

 つまり男子校は表に出てこないことになるが、塾講師は「男子は理数に強いイメージがあり、男子校はわざわざ理数教育に力を入れているとアピールしていないからでしょう」という。今やSTEM(科学、技術、工学、数学)教育に力を入れる一貫校は多い。これに芸術を加えてSTEAM教育を行うところも増えている。2020年度からは小学校でプログラミング教育が必修化され、情報教育に力を入れることは決まっている。理数教育の重要性はますます高まりそうだ。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

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