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怪しい日本語で意図的に商品を高評価「サクラレビュー」に中国の影… 日本のレビュアーを利用し手口が巧妙化 (1/2ページ)

 クリスマスや年末年始にネットショッピングを楽しむ人も多いだろう。便利なのはネット通販大手のアマゾンだが、注意したいのは電化製品などで意図的に高評価のレビューを書く「サクラ」の問題だ。中国のメーカーや代理店の関与も指摘され、SNSで執筆者を募り、商品を実質的に無料で提供したり、謝礼を払うケースもあるという。実態を調べた。

 アマゾンに出品されている、とある「スマートウオッチ」には3日時点で計68件のレビューが寄せられているが、「肯定的なレビュー」と分類されているのは59件。うち57件は最高評価の「星5つ」が付けられている。だが、なぜかその次に多いのは「星1つ」。さらに不審な印象を与えるのが、コメントの内容だ。

 「それは私が望むすべてのニーズを満たし、そして価格は他社の追随を許さないです」。別のユーザーも「私はクリスマスのために私の娘のためのスマートな腕時計を買って、そしてすべてがうまくいったかどうか見るためにただ詮索好きです」といった調子で違和感をぬぐえない。

 この商品に星5つのレビューを載せたユーザーは、ほかの商品レビューでも軒並み「星5つ」を付けている。60件以上のレビューのほとんどが星5つのユーザーもいる。

 アマゾンでは数年前からやらせレビューの存在が指摘されてきた。前出のような怪しい日本語なら見分けがつきやすいが、日本のレビュアーに商品を購入させ、高評価レビューを書くことを条件に商品代金もしくは上乗せした額を支払うケースもあるとみられ、手口はより巧妙化している。

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