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銭湯が「ビール工場」に大変身! 大阪市東淀川区の住宅街に醸造所が出現 (1/2ページ)

 JR新大阪駅から北東に1キロ余り。大阪市東淀川区の住宅街に、廃業した銭湯を改装したビール醸造所がある。男湯だった浴場には仕込みや発酵のための巨大タンクが並び、女湯側は出来たてのビールが味わえる直売所に変身。ビールを詰めるのは銭湯ならではの牛乳瓶だ。ユニークさが話題となり、銭湯時代の常連客から外国人まで幅広い客層が訪れ、地域ににぎわいを生み出している。

 タイル張りのレトロな壁に「水風呂」の文字。銭湯の面影が随所に残る。「『あえて残したんですか』とよく聞かれるけど、お金をかけたくなかっただけなんです」と笑うのは「上方ビール」社長の志方昂司さん(33)。

 これまで立ち飲み屋やバーなどさまざまな業態の飲食店を手掛ける中で、日本ではビールの選択肢がほぼ大手メーカーに限られる状況に疑問を持った。「すし店とピザ店のビールが同じでいいのか」。飲食店のニーズに自由に応える醸造会社の設立を決め、京都市の醸造所で修業した。

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