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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「この一年」》秩父夜祭取材は結構大変!! (1/2ページ)

 今年も秩父夜祭(ちちぶよまつり)のシーズンがきた。

 京都の祇園祭、岐阜の高山祭と並ぶ「日本三大曳山(ひきやま)祭り」の一つとされる秩父夜祭。埼玉県秩父市で開かれ、300年以上の歴史がある。

 12月2、3の両日に行われる。きらびやかな彫刻や刺繍(ししゆう)で飾られた6基の山車(だし)が、秩父神社周辺を練り回る。とくに2日目の「大祭」では、夜中に上がる花火と山車との競演に見応えがある。同祭は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている。

 私は秩父夜祭を、昨年まで3年間連続で取材した。最初は2016年にユネスコに登録されたときだった。夜祭りの取材は独特で、だいたい毎年撮るものや場所が決まっている。

 その年の取材時、町内にあるデパートの屋上から、山車が大通りに並ぶのを撮影した。デパートの店長は、初めて秩父を取材する私に祭りのことを丁寧に説明してくれた。さらに、地元の人しか持っていない山車の「ダイヤグラム」までくれたのだ。それぞれの山車が何時にどこを通るのか、細かくダイヤが組まれていた。これがあれば、撮影場所で「いつ山車が来るのだろう」ともやもや待つ心配もなくなる。

 さて、取材に出る前にまず準備をしなければいけないのが、東京から秩父までのアプローチの確保。取材決定と同時に西武線の特急を押さえなければいけない。予約時にはすでに満席になっているのが普通だ。だが夜祭当日の午前中に、必ずキャンセルが出るのでウェブでこまめにチェックする。