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「落ち着けグレタ、落ち着け!」トランプ氏のツイッターにグレタさん皮肉まじりの反撃

 地球温暖化対策を訴えるスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)。米誌タイムの「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に最年少で選出されたことに宿敵のトランプ米大統領(73)がツイッターで反発すると、グレタさんも皮肉たっぷりに応戦する事態となった。グレタさんはこれまでも世界の首脳と火花を散らしている。

 「本当にばかげている。グレタは自分の怒りを制御することに取り組み、古き良き映画を友達と見に行ったらいい! 落ち着けグレタ、落ち着け!」

 トランプ大統領は12日、ツイッターでまくし立てた。「今年の人」に選ばれたグレタさんは、タイム誌の表紙で、荒れる海原を背に遠くを眺めており、「若者の力」などと紹介されていることにいらだちを隠せなかったようだ。

 これを受けてグレタさんはツイッターのプロフィルを更新し「怒りの制御に取り組む10代。今は落ち着いて、古き良き映画を友達と見ている」と皮肉たっぷりに反撃した。

 温暖化対策に懐疑的とされ、パリ協定からの離脱を表明したトランプ氏。9月に米ニューヨークで行われた国連気候変動サミットの会場にサプライズで姿を見せたところ、グレタさんが鬼の形相でにらみつけたことも大きく報じられた。

 国際会議の場に温暖化ガス排出量が多いとされる飛行機ではなく、わざわざヨットでの移動をしているグレタさんは、世界の首脳の環境問題に関する発言を「空っぽの言葉」などと批判している。

 ブラジルのボルソナーロ大統領は10日、記者の前で「ガキ」と言い放つと、グレタさんはツイッターのプロフィルを「ガキ」と更新していた。

 ロシアのプーチン大統領も9月、「優しいが、情報が欠けている」と苦言を呈している。