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【有本香の以読制毒】“桜戦線”で左派野党の支持率下落も懲りずに… 「安倍首相による改憲」阻止に必死か (1/2ページ)

 「桜を…」と聴こえてくると、気分が悪くなってチャンネルを変える-。

 こんな国民の声も何のその、野党議員らは相も変わらず、「桜を見る会」で騒ぎまくっている。

 だが、その「奮闘」も虚しく、直近の世論調査で、野党勢は軒並み支持率を下げた。NHKの調査結果(6~8日調査)を見ても、野党第1党の立憲民主党は支持率0・8%下げの5・5%、国民民主党は0・5%下げ、1%を切って0・9%、「桜」戦線で共闘した日本共産党も0・5%下げ、辛うじて3%に踏みとどまった。野党共闘に、マスメディアの大援護を得た「桜戦線」の結果は惨敗だったのである。

 それでも懲りずに、よりによってこの忙しい年の瀬に、安倍晋三首相の後援会が催した桜を見る会の「前夜祭」が行われたホテルへ野党議員らが押し掛け、事情を聴いたという。これほどまでに、自らにマイナスの仕事に野党議員らを駆り立てるものは一体何なのか。

 同調査では、与党について微妙な結果が出ている。

 自民党は前回比0・7%下げ。とはいえ36・1%という、国会の現状からすると驚異的な高支持率を保ってはいる。しかし、これを「好結果」と見る自民党議員がいたら野党議員と大差ない愚か者だと言えよう。

 ほぼ全政党が支持を落としたなかで、伸長したのはどこか、というと「特になし」。つまり無党派層だ。これが3・7%も上昇して41・4%。

 既存政党はどこも頼りにならない。こう考える人が4割もいるのだ。

 いまや、国会内の醜態の責任は与党にもあると考える国民が実は少なくない。この事態を真摯(しんし)に受け止めなければ、自民党もいずれ報いを受けるだろう。

 いまの自民党の強さは、ひとえに安倍政権の強さによるものだ。議員個々に力があるという評価は巷にない。むしろ、議員が小粒になり、上ばかり見てサラリーマン化している、という不満の声は自民党の古い支持者からよく聞かれる。

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