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立憲民主・国民民主、あきれた“野合” 社民党まで加えた合流「左傾化」ひどく 識者「政党助成金目当てだろうが…」

 立憲民主党の枝野幸男代表と、国民民主党の玉木雄一郎代表は17日、国会内で会談し、両党の合流に向け、本格的な協議に入ることで合意した。今後、幹事長間で具体的な話し合いを進める。ただ、両党には、合流への考え方や政策・理念などで大きな隔たりがある。社民党まで加えた合流について、識者は「旧民主党より左傾化しかねない」と懸念している。

 会談は、枝野氏が年明け早々にも解散総選挙の可能性があるとして、6日に玉木氏らに合流を打診したのを受けて行われた。立民の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長も同席した。

 枝野氏は会談後、「私の申入れに対し、前向きなお話をいただいた」と記者団にいい、玉木氏も「さまざまな論点はあるが、詳細は幹事長間で話し合いを重ねたい」と語った。

 立憲民主党と国民民主党は先の臨時国会で、社民党や無所属議員で共同会派を組み、共産党とともに首相主催の「桜を見る会」などの追及で一定の成果を上げた。

 だが、政党の根幹である政策、例えば、原発や消費税、安全保障、憲法では意見を異にする。党の性格も違う。国民民主党は保守的で提案型の健全野党を志向してきたが、立憲民主党や社民党は左派野党といえ、共産党との連携もいとわない。

 国民民主党側は「対等の協議」を求めているが、立憲民主党幹部は「党名も人事も政策も変えない」と語るなど、自党への吸収合併を想定しており、玉木氏らも、すぐ了解するわけにはいかない。

 今回の野党合流に期待できるのか。

 政治評論家の伊藤達美氏は「選挙や政党助成金目当てで合流を急いでいるようだが、一番大切な理念や基本政策が異なるため、意見を集約できない構図は旧民主党と同じだろう。元のもくあみだ。社民党まで入ると、憲法などの主要政策では旧民主党より左傾化しかねない。期待できない。国民の支持も集まらないだろう」と語っている。