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秋元議員の事務所を家宅捜索 不正資金移動で関連捜査

 日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業への参入に関心を寄せていた中国企業の日本法人側が、無届けで海外から現金数百万円を持ち込んだ疑いがある外為法違反事件に絡み、東京地検特捜部は19日、東京都内にある秋元司衆院議員(48)=自民、東京15区=の地元事務所を家宅捜索した。特捜部は、既に秋元氏から任意で事情聴取しており、不正に持ち込まれた資金と秋元氏との関連を慎重に調べている。

 特捜部は今月上旬、いずれも東京都内の元公設秘書と元私設秘書の自宅を捜索し、任意で事情聴取した。また、誘致に意欲を見せていた北海道留寿都村の幹部らからも任意で事情を聴いているほか、今月上旬に道や村からIR関連資料の提出を受けた。

 秋元氏は、元秘書が捜索を受けた後の今月9日に報道陣の取材に応じ、「(自身の)不正への関与はない」と説明していた。

 外為法は100万円超の現金の無断持ち込みを禁じており、違反すれば6月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。