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安倍首相、海上自衛隊の中東派遣は「米制裁とは別」と強調へ イラン大統領と20日会談

 安倍晋三首相は20日午後、イランのハサン・ロウハニ大統領と官邸で会談する。米国とイランの対立で不安定化する中東情勢をめぐって協議。首相は海上自衛隊の中東派遣方針について説明し、理解を求める考えだ。イラン大統領の来日は19年ぶり。

 注目の会談で、安倍首相は中東の緊張緩和に向け、日本として外交努力を続けると訴える。海自の中東派遣に関し、イランが警戒する米主導の有志連合には参加せず、日本船舶の安全確保に向けた独自の取り組みだと強調する考えだ。

 ロウハニ師は来日前、クアラルンプールで講演し、米国による制裁について「傲慢な覇権といじめの手段になっている」「イランの政治体制を崩壊または降伏させるために93件以上の制裁を科した」などと批判した。

 両首脳は20日夜に公邸で夕食会を開催。ロウハニ師は21日に日本を離れる。