「僕らが政権なら…真っ先に役所から去ってもらう」国民・原口国対委員長、官僚への“粛清”発言で炎上! 夕刊フジ直撃に「パワハラとの認識ない、激励だ」 (2/2ページ)
原口氏の発言動画に対し、ネット上では、《パワハラ、脅迫では》《怖すぎる》《どうしてメディアは問題にしないのか?》などと批判と疑問の声が相次いでいる。
野党合同ヒアリングは以前にも、何人かの議員が官僚を一方的に大声で責め立てたため、「官僚いじめ」「人権侵害行為」と問題視された。
今回の発言を、原口氏はどう説明するのか。
まず、「予算案は一切、認めない」発言について。
原口氏は「内閣委員会で要請した質問にゼロ回答だった。予算の説明もできないなら、『桜を見る会』周辺の予算は一切認められないという意味。内閣府の予算というのではない」と説明した。
次に、「役所から去ってもらうリストに入る」発言について。そんなリストが存在するのか。
■「政治のレトリック」
原口氏は「パワハラとの認識の発言ではない。リストもありません」「政治のレトリックで、(彼ら役人への)激励、という意味だ。あくまで彼ら役人の後ろにいる政務三役(=政治家)に向け、『法律違反を官僚の人たちにさせてはいけませんよ』と話しているのだ。われわれは政務三役をあの場に呼んでいるが、逃げるから、代わりに役人さんが盾になっている。統治機構そのものを追及しており、応援してくださる方も多い。間違った税金の使い道を追及し、国益にも大きな役割を果たしている」
読者の方々は、どう判断されるか。
【国民民主党、原口一博国対委員長の問題発言】
「あの~、止めましょ。あなた方から出してくる予算案は一切、認めない! 国会を冒涜している」
「もしね、あなた方が僕らが政権のときにいたら、真っ先に役所から去ってもらうというリストに入る。脅しじゃないですよ」(首相主催「桜を見る会」追及本部ヒアリング=17日、国会内)