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1年3カ月ぶり「日韓会談」で文大統領窮地! 安倍首相「国と国の約束を守れ」 事前にトランプ大統領と“すり合わせ”も (3/3ページ)

 インタビューの詳細は、ぜひ新春特別号でご覧いただきたいが、夕刊フジ記者の「日韓関係では、国民は毅然(きぜん)とした対応を支持しているが」という質問に、安倍首相はおおむね、以下のように語った。

 「外交では、原則や基本を守ることが大切。原則を曲げた場合、一時的に(両国関係が)良好になったように見えても、必ず後で不安定になる。韓国については、国際法違反状態を是正し、国家間の約束を遵守することが重要だ」

 日韓の問題は、「解決したと思うと蒸し返される」の繰り返しである。韓国は常に、解決のゴールポストを動かし続けてきた。これに、韓国側だけでなく、日本側の「歴史捏造(ねつぞう)」「誤報・虚報」などが加わり、日本はいつも振り回されてきた。

 前出の徴用工問題をめぐり、韓国の文議長が先週、日韓の企業と国民が自発的に募った寄付金で財団を設立し、「被害者」に慰謝料などを支給する、解決策とされる法案を提出した。

 ところが、韓国大統領府などから否定的意見が出ると、文議長は「日本の謝罪を前提とした法だ」「輸出管理厳格化の撤回も同時だ」などと言い始めたという。1週間ももたずに、ゴールポストは動いたのである。あきれるしかない。

 今回の日韓首脳会談は、韓国がGSOMIA破棄を土壇場で撤回し、「最低限の信頼関係」(外務省幹部)が維持されたことから調整された。ただ、日本が譲歩する必要はまったくない。

 安倍首相のインタビュー発言は「韓国は1965年の日韓請求権協定を守れ」「ゴールポストは1ミリも動かさない」という決意表明といえる。注目したい。

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