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「半グレ集団」活発化 11月末時点で300人超摘発…昨年の「1.5倍」 大阪府警「対策PT」立ち上げ警戒 (1/2ページ)

 暴力団と一般人の中間を意味する「半グレ」と呼ばれる不良集団について、大阪府警は2019年に300人以上を摘発した。18年の約200人の1・5倍に当たる。活発な活動が目立ち、大阪市の繁華街・キタを管轄する曽根崎署が対策プロジェクトチーム(PT)を立ち上げるなど取り締まりを強めている。

 府警によると、今年11月末時点で摘発が300人を超えた。後に半グレと判明するケースもあり、12月分と合わせ人数はさらに増える見通しだ。府警幹部は「摘発しても別の集団が次々に出てくる。警戒を続けないといけない」と話している。

 JR大阪駅(大阪市北区)付近のキタでは今年、バーで泥酔させられた客が不当に高額な支払いをさせられる被害が頻発した。曽根崎署は今夏、刑事課や生安課の署員らでつくるPTを設置。ぼったくり行為をしているとみられるバーと半グレのつながりを捜査した。

 ■「一部がキタに舞台移した」

 捜査関係者によると、7月下旬の朝、キタにある雑居ビル2階のバーに若い会社員男性の姿があった。シャンパンを何杯も飲み、ふらつく足元。男に抱きかかえられながら、近くのコンビニに出入りを繰り返した。

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