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【永田町・霞が関インサイド】トランプ大統領の「弾劾劇」は支持層を強固に結集させた (1/2ページ)

 米議会下院は18日夜(米国東部時間・日本時間19日午前)、ドナルド・トランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追決議案を採決、野党・民主党の賛成多数で可決した。

 トランプ氏の弾劾訴追は、対ウクライナ外交を利用した「権力の乱用」と、議会の弾劾訴追調査への協力を拒んだ「議会妨害」の2本立てであった。

 採決結果は、前者が賛成230票、反対197票、後者は賛成229票、反対198票(=民主党から造反と棄権があり数字が合わない)である。

 来年11月の米大統領選に関わることとして注目されたのは、弾劾訴追決議案に反対票を投じる造反議員が民主党から何人出るのかであった。

 その兆しは、弾劾訴追決議案採決に至る過程で、民主党のジェフ・ヴァン・ドリュー下院議員(ニュージャージー州2区選出)が共和党へのくら替えを表明したことだった。

 弾劾訴追決議で造反者が出るのは珍しくないが、弾劾訴追中に党のくら替え表明は初めてであった。同議員が保守系FOXテレビに引っ張りだこ状態になり、民主党執行部の危機感は沸点に達した。

 それだけではない。下院弾劾決議直前の15日に反トランプの急先鋒(せんぽう)であるCNNテレビが発表した世論調査が“仰天”結果となったのだ。

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