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【有本香の以読制毒】秋元議員逮捕で政界に激震! 令和初の“一大疑獄”に発展か? 「チャイナマネー・コネクション」が糸口 カジノ解禁は「スパイ防止法」とセットで (1/3ページ)

 今年最後の本コラムを書き始めたまさにそのとき、「秋元司衆院議員に逮捕状」の一報が入った。現役代議士、それも与党の前副大臣逮捕というニュースは、師走の政界に激震を走らせた。

 さっそく、ベテランから若手まで多くの自民党議員に接触してみたが、皆一様に口が重い。そして意外なことに、本来なら自民党への絶好の攻撃材料ができたと小躍りするはずの野党議員も歯切れが悪い。

 筆者はこの逮捕の報を、永田町人種とは異なる感慨をもって聞いた。

 北海道小樽市で、地元の政・官・財が熱望する「カジノ構想」があると聞いたのは約10年前のことだ。その後、「カジノ」から「IR」へと名前を変えたこの“構想”は、筆者が取材していた外国資本による大規模な土地買収の件と、常にリンクして語られてきた。

 秋元議員逮捕の前後、一部の論客らから、「本件は、先ごろオーストラリアに亡命し、『中国のスパイ』だと告白した人物らの証言とつながるのでは」との見立てが語られている。だが、これは誤りだろう。

 筆者が土地買収の取材を始めた約10年前、日本の当局はすでに、北海道や沖縄の「チャイナマネー・コネクション」について、入念な調査をしていた。その長い調査の途上に出てきた1つの糸口。これが今回の逮捕劇だろう。

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