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“カジノ疑獄”官邸は特捜部や秋元容疑者の動きを事前に知っていた? 「中国マネー」一掃の思惑も (1/2ページ)

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐり、内閣府副大臣でIRを担当していた衆院議員、秋元司容疑者(48)=自民党を離党=が、収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された。首相主催の「桜を見る会」問題に続き、安倍晋三政権には大打撃だが、首相官邸は事前に、特捜部や秋元氏らの動きをつかんでいたのか。「中国マネー」への警戒態勢はどうなっていたのか。

 中国企業「500ドットコム」側が、秋元容疑者に「衆院選の陣中見舞い」として現金300万円を手渡した2017年9月ごろ、IRの整備地域の数をめぐっては、「少なくとも4、5カ所」という自民党案と、「2、3カ所」という公明党案が対立していた。

 関係者によると、北海道留寿都(るすつ)村でのIR参入を目指した「500」社の元顧問、紺野昌彦容疑者(48)らは、秋元容疑者に「なるべく多く」「5カ所に」と要望していたという。

 最終的には、整備地域は「3カ所」に決まり、中国側の思惑は外れた。

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