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安倍政権「桜を見る会」「IR」など“逆風”どう乗り切る? 「菅長官交代、小幅改造で心機一転を」八幡和郎氏が緊急寄稿 (1/2ページ)

 首相主催の「桜を見る会」問題に続き、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件が、安倍晋三政権を直撃した。この逆風にどう対処すべきなのか。従来の危機管理でいいのか。評論家の八幡和郎氏が緊急寄稿した。

 日本版「ニューズウィーク」のコラムニストで、元CIA諜報員のグレン・カール氏が「安倍首相の成績表:景気刺激策、対米対中外交、防衛力強化。もしかすると史上最高の首相」という記事を書いた。

 これによると、「野心的な目標が十分達成されたとは言えないが」「日本の抱える根本問題をはっきり認識して」無理のない範囲で成果を上げてきたと、安倍政権を肯定的に評価していた。

 確かな観察だと思うが、今の「リスクをひたすら避けるやり方」では物足りない感は拭えない。

 私も「月刊hanada」の「桂太郎と安倍晋三」という寄稿で、これまで最長の通算在任日数だった桂首相と比べても、安倍首相の外交は同じように素晴らしく、総合的に見て世界の主要国でも最高の指導者とういう評価がされていると思うが、国内改革では憲法改正に悪影響がないように気にする余り、少し安全運転すぎると書いた。

 経済政策や教育改革でも、先端技術の成果を社会で採り入れることも、そうだ。野党やマスコミが反対すると簡単に諦めすぎだ。その結果、IT化など中国の後塵(こうじん)を拝している。入試改革でも少々の批判は覚悟で前に進むべきだった。

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