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妻をレイプし続けてきた義兄を毒殺…北朝鮮のドロドロ事件 (1/2ページ)

 北朝鮮北東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)明川(ミョンチョン)の裁判所は昨年12月、30代の農場員の男性に対して無期教化刑(無期懲役刑)の判決を言い渡した。妻を長年苦しめてきた義兄に対する復讐劇の結末だ。

 現地のデイリーNK内部情報筋によると、明川の協同農場に勤める30代男性のAは3年前、地元の女性Bと結婚した。新居を見つけられなかった夫婦は、妻の姉Cとその夫Dが暮らす家に居候して新婚生活をスタートさせた。

 ところが、Aが妻Bに夜の営みを持ちかけても、断られ続けた。姉夫婦がいるからなのか、自分が嫌われているからなのか、疑問を抱いたAはBを呼んで問いただした。Bの口から語られたのは、義兄Dからの性暴力被害の告白だった。

 妻Bは、結婚前から姉夫婦と同居してきたが、義兄Dに性暴力を受け続けてきたというのだ。BがAと結婚した後も、義兄Dは「お前の夫にバラしてやる」と脅迫し、Bに対する性暴力を繰り返した。Bは何度も妊娠し、違法行為である中絶手術を繰り返してきた。

 (参考記事:北朝鮮で「捨て子」が深刻化…背景に「避妊・中絶」禁止

 告白を聞いた夫Aは激怒し、「義兄Dを殺さなければ家庭を守れない」と考え、犯行を計画した。

 今年9月、Aは義兄夫婦を招待して食事会を催した。Aは、義兄Dのスープ皿に殺鼠剤(ネズミ捕りの薬)を入れた。それを飲んだDは、食事の後に急に腹痛を訴え、病院に運ばれたが、口から泡を吹いて倒れ死亡した。

デイリーNKジャパン

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