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IR汚職事件 秋元容疑者、観光会社幹部に国交省の「空港整備」担当紹介

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、当時国土交通副大臣だった秋元司容疑者(48)=収賄容疑で逮捕=が、贈賄側の中国企業「500ドットコム」と北海道留寿都村で空港新設を含むIR誘致を計画していた札幌市内の観光会社の幹部に、国交省の空港整備担当部署を紹介していたことが分かった。

 6日付産経新聞が報じている。東京地検特捜部は秋元容疑者による便宜に当たる可能性がないか調べている。

 札幌市内の観光会社は留寿都村でリゾート施設を運営し、「500」社は観光会社が計画するIR誘致への投資を検討していた。計画では既存の山岳リゾートにプライベートジェットなど小型機用の2000メートル級滑走路を新たに整備することも盛り込まれていた。

 秋元容疑者は逮捕容疑である2018年2月の北海道旅行の際、観光会社側からこうした計画の説明を受けたとみられる。宿泊費などは観光会社が負担したという。

 その後、観光会社幹部から改めて相談を受け、秋元容疑者は国交省の担当部署を紹介。空港新設には国交省の許可が必要とされる。

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