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【永田町2020】IR汚職事件が安倍政権を直撃! 「成長戦略の目玉」の遅れで年明けの政権運営はさらに厳しく… (1/2ページ)

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる収賄容疑で昨年末、IR担当の内閣府副大臣だった衆院議員、秋元司容疑者=自民党を離党=が、東京地検特捜部に逮捕された。この事件は、2020年の永田町を激震させそうだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。

 

 「これまで通り、着実に進める。事業そのものに影響することはない」

 ある政権幹部はこう語るが、心中は穏やかではない。事件発覚直後、捜査の行方について、必死で情報収集していた。

 臨時国会の閉幕を待って、特捜部は動いた。秋元容疑者は17年9月、日本でのIR事業参入を狙う中国企業側から現金300万円を受け取った疑いで逮捕された。秋元容疑者は容疑を否認しているが、自民党を即日離党した。

 IR事業は、安倍晋三政権の「成長戦略の目玉」である。

 推進派の自民党幹部は、特捜部による「政治的捜査」を示唆するが、検察OBは「贈賄側が、ほぼ『完落ち』状態で、ブツ(証拠)もあるようだ。そもそも、IR利権については、これまでもかなり多くの情報が入ってきていた」と明かす。

 秋元容疑者は、東京選出の自民党衆院議員の秘書から議員になった。

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