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左派野党、海自の中東派遣中止を要求 丸腰の民間タンカーを見離すのか?

 立憲民主党などの左派野党は8日の国対委員長会談で、イランによるイラク駐留米軍への報復攻撃を受け、海上自衛隊の中東派遣中止を求める方針で一致した。だが、日本は原油の大半を中東に依存しており、ホルムズ海峡には1日約10隻の日本関連タンカーが行き来している。左派野党は、丸腰の民間タンカーを見離すのか。

 「事態が非常に緊迫化してきた。自衛隊の皆さんを危機にさらすわけにはいかない」

 国民民主党の玉木雄一郎代表は8日の記者会見で、こう語った。現実的な安全保障政策を目指していたはずの同党だが、立憲民主党との合流協議で影響されたのか。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「日本の今までの中立的スタンスを逸脱する。(安倍晋三)首相の判断は間違っている」と政府を批判した。

 これに対し、自民党の中山泰秀外交部会長は「自国船舶の航行の安全を守ることは、世界の安定につながる。経済大国の日本が、他力本願で『日本の船を助けてください』と言えるのか」と語っている。