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【最新国防ファイル】航空宇宙自衛隊へ!? 空自と「マクロス」コラボが話題 (1/2ページ)

 年明け早々、驚くべきニュースが飛び込んできた。2020年度に航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」へと改編する計画であるという。

 実は、世界的には「宇宙軍」といった組織を創設する流れがある。

 米国も19年12月20日に「宇宙軍」を発足させた。もともと、1982年に新編された「空軍宇宙軍団」を母体としている。85年に米統合軍の下に「宇宙軍」が発足するも、2002年に事実上の廃止となった。

 ロシアは01年に「宇宙軍」を新編した。その後、「航空宇宙防衛軍」を経て、15年より「航空宇宙軍」となった。

 このほか、イスラエルも「航空宇宙軍」を編成している。中国は15年に「ロケット軍」として、かつてあった弾道ミサイルなどを扱う砲兵部隊をまとめた。このロケット軍が事実上の宇宙軍となっている。

 組織名に「宇宙」という言葉を掲げていることから、映画「スター・ウォーズ」のような宇宙船同士で戦う部隊を想像する人は多い。または、地球を侵略するエイリアンと戦うために、ほかの惑星に向かう部隊を想像する人もいるだろう。

 だが、主たる任務は「弾道ミサイル対処」や「人工衛星の運用」だ。

 弾道ミサイルは、発射されると、そのまま宇宙へ飛び出す。その後、弧を描くように高度を下げて、大気圏に再突入し、目標へ落下する。現在、世界中で考えられているミサイル防衛は、宇宙を飛行中(ミッドコース・フェイズ)に撃破するもの。攻撃側も防御側も、宇宙空間が舞台となっているからこそ、宇宙軍が必要なのだ。

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