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【高橋洋一 日本の解き方】政変多い「子年」と「五輪開催年」 ポスト安倍候補4氏の評判は…決断力や座りの良さ必要に (1/2ページ)

 今年は「子(ね)年」で東京五輪も開かれる。政界のジンクスでは、子年と日本での五輪開催年には政変が多いとされている。

 戦後の子年をみてみると、1948年に片山哲首相から芦田均首相、芦田首相から吉田茂首相へ、60年には岸信介首相から池田勇人首相、72年には佐藤栄作首相から田中角栄首相、84年には首相交代がなかったが、96年に村山富市首相から橋本龍太郎首相、2008年に福田康夫首相から麻生太郎首相と、6回中5回も首相交代があった。

 日本開催の五輪年では、前回の東京五輪の1964年に池田首相から佐藤首相、札幌五輪の72年に前出の佐藤首相から田中首相、長野五輪の98年に橋本首相から小渕恵三首相と、3回とも首相が交代している。

 戦後75年間で首相は28人なので平均すれば2年半程度で交代しているが、それにしても、子年と五輪年での首相交代の確率は偶然としても高い。

 そうしたこともあってか今年は後継首相をめぐる話題が多くなっている。

 安倍晋三首相は、昨年末のテレビ番組で、「ポスト安倍」の候補として、自民党の岸田文雄政調会長、茂木敏充外相、菅義偉官房長官、加藤勝信厚生労働相の4人をそれぞれの順番であげた。各人の名前の一部をとり、「岸木義信」だ。

 安倍首相が、こうした具体的な名前を挙げるのは初めてだった。一方、自身の自民党総裁の4選の可能性を問われると、「考えていない」と否定した。なお、各種調査でよく名前が出てくる石破茂元幹事長については、「大変勉強熱心で、チャレンジ精神にあふれている方だ」と答えた。

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